Martinの歴史の中でも1932年に誕生以来絶えず生産し続けられている今なお人気のD-18、こちらの個体は1979年製の逸品。
これぞ18のサウンドというような印象の鳴りを持ち合わせた本機は、SQネックコンディション抜群に良い個体です。
年代的には40年近く経過しようとしているこちら、D-18の中でも70年代ものは音と価格両面からいまだに多くの支持を集めている機種となりお探しの方おすすめでございます。
現状コンディションとしては、ボディトップのピックガード横にクラック修理跡や接ぎ木修理跡があり、その脇サイド部分はクラック修理が行われている現状となり、内部の当て木もしっかりと行われている事からきちんとしたリペアマンによる修理が行われていると思われまして、現在問題ない状態となっておりますが、大きな修理跡がございましたので写真などと一緒にご確認下さいませ。
ピックガードはオリジナルとなり、ネック側とブリッジ側の端の部分は若干収縮により剥がれてきていた経緯が見られますが、現在しっかりと接着されております。ナット・サドルもオリジナルとなり、サドルは限界まで下げておりますが、現在の弦高12F6弦側2.5㎜/1.9㎜程とネックコンディションも良くガツガツ弾ける状態です。フレットは6~7分山程度残っておりますし、オリジナルグローバーペグも非常に綺麗な状態でございます。コンタクトマイクが後付されており、エンドピンジャック加工処理済みでアンプへつなぐ事も可能です。ボディのウェザーチャックも少なく、ボディ脇の修理跡部分以外は年代以上に良い状態でございます。サウンドはというと、この個体はSQネックの芯のある鳴りで音量もかなり出る印象ですし、パワーもあり高音も良く鳴る、バランス感の非常に良いD-18らしい鳴りを感じさせてくれる、そんな逸品でございます。なお、オリジナルハードケースはロゴが剥がれてしまっておりますが、ご使用に特に問題はなく使えます。メンテナンスされたこの個体、気になる方は是非お早目にお問い合わせくださいませ。