1850年代初頭に登場したMARTIN 0-18は、現在のスタンダードシリーズの中で最も歴史のある機種です。
シングルオーボディは、約343㎜(13.5インチ)ボディ幅、厚み87~106㎜程となる小ぶりな名器でございます。
スプルーストップとマホガニーサイド&バック&ネックは、今では考えられないほど杢目の良質な材が使用されております。
指板とブリッジには、貴重なブラジリアンローズウッド(ハカランダ)材を使用し、とても魅力的な個体となります。
1952年製となりますが、70年の歳月を感じないほど外観はとても綺麗な状態を保っており、傷はあるもののクラックはなく、非常に良いコンディションとなります。
ネック状態良好で、現在12F6弦側2.4㎜/1弦側1.1㎜程と非常に低くセットアップされておりますので、弾き方によってはビビりは出ますが、爪弾く方には非常に弾き易い状態でございます。
元々オリジナルペグが搭載されておりましたが、1か所パーツ欠損しておりましたので、ネジ穴はそのまま生かし新品のGotohペグに6か所交換済みとなっております。オリジナルペグは別途付属します。
その他パーツ類は交換されておりますが、ピックガードはオリジナル状態を保っておりますので、雰囲気良く感じます。
小ぶりなシングルオーサイズは、大きいボディのようなパワーは無いものの、サイズ以上に迫力のある音量とカラッとレスポンスの良いサウンドがたまらなく弾き応えある0-18ならではの魅力あふれるサウンドとなります。
ここまで状態の良い個体はなかなかお目にかかれないと思います。
お探しだった方は是非お早目にお問い合わせくださいませ。
Martinロゴ入りハードケース付き。
約43㎜ナット、約635㎜スケール、約1.8Kg