平光氏は妥協のない音質を追求し、毎月1本のペースでギターを製作し続けています。一方でその音色と音質に魅了されたプレイヤーからのオーダーも増え続けており、平光ギターは入手が困難になっています。このような状況の中、平光氏のギターコンセプトに理解と共感を寄せる信頼できる熟練の職人たちの協力を得て、2023年にHIRAMITSU GUITAR WORKSとして新シリーズをスタートさせました。
ギター製作において重要となる素材選び、ブレイシングの形状、接着などのノウハウを駆使し、より多くのギタリストにギターをお届けする体制を確立しています。このシリーズは芸術的なオリジナルのベベルデザイン「WAVE」も特徴の一つとなっています。
https://www.hiramitsuguitars.jp/
←右：平光泰典 氏
ひらみつギターは、弾きやすさ、ネック・フレットの精度、音のバランス、この3つが大きな要素になると考えます。
独自のヒールレス
トーションネックは、ローポジションからハイポジションまでストレスのないプレイを実現させてくれ、ひらみつギター独自のヒールレスが12フレットから20フレットまで同じ左手のホームで演奏する事を可能にしました。
高精度ピッチをもたらすR
指板のRはハイフレットに向かって徐々に緩くなっていくコンパウンド・ラディアス方式を採用し、弦下の指板面に直線を入れる事で精度の高いフレットワーク、弦高の維持を実現します。同一Rの指板面よりも精度の高いピッチをもたらしてくれます。
拘りのサウンドバランス
音のバランスは、6弦0フレットから1弦20フレットまで、同じ音色、同じ音量で鳴る事で初めてギターでの表現を可能にしてくれます。
