ジプシーギターピック 製作


第1章

GypsyPickに興味を持っているニッチなファンに向けて動き出している当店(GuitarShopTANTAN)、ひたむきに頑張っていると不思議に頑張っているニッチな方と出会いをする。

そして思い立ったらすぐ行動ってことでございますね、皆さま。

そんな訳で『GypsyPicks研究部』はじまりまじまり

現在、国内のチタンをコンセプトに開発し、間もなく販売開始のところまでようやく近づきました。

販売までしばしお待ちくださいませ。

 

 

 


 

今回ピックの製造開発にあたり超ニッチな部分まで計算し設計及びデザインを行っている久留米精工さん

こんなにも小さなパーツ1つにも妥協しないその姿はまさに日本の宝のような会社さん。

実はこの会社さん近年、フィンガーピッカーの方々なソロアコ弾きの方々でもジワジワとその名を知られているギター好き会社さん!

やはりその情熱がこんなニッチな企画まで生み出してくれる。

こんな会社さんとタンタンは手を組み、このピック製作に取り組んだ。

左記の写真では基本となる設計及び断面カットの図面イラスト。

パソコン操作によりすべての削り出し方も操作できる。

ジプシーギターには断面のエッジバランスそして音飛びのバランス、重量など様々なポイントがあり、ストロークというより弾き落とし(ダウンストローク)の音抜け感がひじょうに重要と思います。そんな感触部分も含め、あ~でもない・こ~でもないとサンプルモデルを試しながら進行しております。

 


 

 

左記は横からみた断面イメージ(今のところ)くぼみ部分はいかに汗などの対処と抱えやすさ握りストレスなさを重視して穴の形状に苦労しました。概ね確定してきた抜き穴のイメージ。想像していたようなストレス感がなくなんだか顔見たいにも見える可愛いお顔になりそうです!そして、ご説明しなくてはいけないこの素材。いままで石ころや金属物はあったと思いますが、こちらの商品になるべくピックさんは、「64チタン!」馴染みのない方も多いかもしれませんがこの64チタン 久留米精工さんの得意な上品質な素材なわけ。こちらの成分なども合わせて後日販売時に詳しくコメント書きますね。そしてYoutubeでは加工される様子を軽く撮ってみました。削りの順番が分かってなんだか楽しいですよ。良い点はすべて同様の寸法・デザイン商品が可能になることと、超長寿命という点は言うまでもないでしょう。ちょっとだけいうと、べっ甲の音抜けからバ~ンと更に!と言った印象で、弦に触れる感触が不思議と柔らかいです。そのためあまりきりきり弦との交差感は無く抜け感だけが増す感じでした。

きっと驚くべくサウンドへと変貌してくれることでしょう。

そして最終仕上げの素晴らしさはもうなにも言うこと無いでしょう。

 

1枚1枚おこない、ひっかかり1つない素晴らしい高品質なピックになります。お値段もその分高額となる予定ですが金額ではなく進化したこのサウンドが超耐久性を兼ね備えたとあれば申し分ないでしょう。是非、今後に期待してください。また、他のパーツに関しましても現在進行系の企画がございます。日本から世界へと発信すべく今後の動きに是非ご期待くださいませ。


第2章

皆様、お待たせいたしました。

GypsyGuitarPick-Made in Japan Modelとして、チタン製品が完成いたしました。当店にてサンプルもございますので試奏してくださいね。

2016年2月12日より販売開始となります。この製造を行っている久留米精工さんはしかしながら関心するほど積極的に進行してくださいました、重ね重ねお礼を申し上げます。さてさて、気になるこのピックの出来栄えはいかほどか!って事ですよね皆様。

イメージとしては当店も皆様と同様、ジプシーギターを愛好する私たち。同じイメージがあると思います。

①金属? (ギターに傷がつく)

②硬い? (弦の金属と絡みあってキンキン過ぎてしまうかも)

③重い? (重すぎて柔軟にピッキングできない)

④高価? (ピック1枚でまったくいくらのお値段)

 

上記イメージが強いと思います。そのあたりを探っていきましょう。

材質 64チタン 

Ti-6AL-4V(チタンαーβ合金)

特徴

金属中で軽量(鋼種の2/3程度)、強度、耐候性にバランスよく優れ、肌にやさしくメタルアレルギーに対して優れた抑制効果があり、熱伝導度が低い為に握った瞬間の冷たさは他金属と比べ優しい握り心地です。また、α合金に比べ引張り強度及び耐力は2倍以上あり、β合金と比べ機械的強度は同程度であるが、使用目的であるギター弦上を滑り性が重要なことから、表面処理を必要とし熱処理に不向きなβチタンは不利となる。よって、αーβ合金は本件使用目的に有利な素材である。耐食性に優れているので日常の使用環境では、いつまでも綺麗です。不利な点はα又はβ及び他金属と比べ著しく加工性が劣る為、製作費用は高価であり また、α合金に比べαーβ合金の原材料価格は約2倍となる。

 

表面処理

TiN(チタンコーティング)

硬度1600HV程度、靱性及び耐摩耗性に優れ、再処理が容易である。価格は中。(参考の硬度、SUS304=190HV  サファイヤガラス=2250HV  ダイヤモンド=7000~15000HV)

DLC(ダイヤモンドライクカーボン)

硬度3000HV程度、高硬度であり、耐摩耗性に大変優れる。価格は高

環境配慮

本件のギターピックに使用されるプラスチック及びべっ甲などの原材料は近未来においてレア資源化となり、再生品においては資源を細分化し管理する事は著しく困難と考える。とした中で64チタン素材は地球表層数キロにアルミニュウム・バナジウム・チタンがあり、近未来において枯渇する事も考えにくいし、再生資源としての管理も容易であり、何よりも使用目的範囲ならば表面処理を定期的に行えば一生涯使用可能である。


音響特性

テストピース(TiN)での試奏ではボリュームがあり、つやがあり、立ち上がりが早く、滑り性が群を抜き良い。

 

所見

弦振動で出音する楽器において、弦へ直接接触する部位は大変重要と考える。よって、弦とナット・ブリッジそして糸巻と演奏形態に必要なギターピック(爪・付け爪)であり、演奏形態において動作するのは、弦とギターピックである事から、弦そしてギターピックの選択とメンテナンスは特に重要な部位となり、この64チタンギターピックは長寿命であり、特徴・環境・音響特性と様々な点で有利である。


上記なにやら難しい文面のようにも感じます(笑)そうなんです。私も難しくてまさに専門性を十分発揮している様子が伺えます。製造には根拠が明確でその特性を用いた最大のパフォーマンスが大切となります。

そういった意味でも今回、この久留米精工さんは本当の意味で追及に追及そしてまた研究を重ね、販売へとなった考え尽くされた商品だと言えるでしょう。

 

ここからは当店の見解でございます。

①金属? (ギターに傷がつく)

このイメージが正直はじめはとても強かった。

柔らかいスプルース材にザクッと亀裂が入ってしまうことなどないのかと!

しかしながら、試奏にて安心いたしました。さすが細かな日本巧みの技術です。

まったく引っ掛かりもなくスムーズ、むしろ演奏する際、ダウンピッキング/アップピッキングしてもちょうど良い重量、そしてバランス感でスムーズなRを描いております。通常の演奏方法で問題なく傷など(わざとアタック傷つけなければ)問題ないと思います。

 

②硬い? (弦の金属と絡みあってキンキン過ぎてしまうかも)

確かに素材自体は硬いです。しかしながら消耗も少なく超寿命も確かです。そして長年変わらぬピック先端部分からも常に安定してピッキングが可能です。金属音のようなキンキンサウンドではなく、しっかりとチタンをコーティングするとこんなイメージになるんだ!って思いました。使用のギターが一枚皮が剥けてトーンと軽い抜け音ではなく上位機種トーンになった印象が衝撃的でした。鼈甲ピックの上位機種的な印象と感じました。

 

 

③重い? (重すぎて柔軟にピッキングできない)

この課題は重要なポイント

当初は1機種のみの製造予定でしたが、重量にてサウンド変化も十分見込まれるため、数種類作っていただきました。お持ちのギターとバランス、お好みで選んでいただければと思います。決して、重い印象はないです。

 

④高価? (ピック1枚でまったくいくらのお値段)

ここが一番の問題!工場でのチタン素材、そして技術、人件費 手抜きのない統一された研磨ファイリングと、焼付け加工、塗装コーティング すべてにおいて相当高額になってしまいます。当初の概算では販売価格、15000前後まで予定概算になってしまいお互いに困りました。そして、お互いに企業努力を交えて今回の価格での販売とさせていただきます。十分価値のある極上ピックとなるでしょう。国内そして海外に向けて販売開始となります。

 


◇ラウンド・アーチ・ピック(Round Arch Pick)とは? 

フラットピックと同様に指で握る演奏形態となり、ほぼ全体を3次元曲面で構成された形状を持つ弦楽器用ピックであり、本件の開発者が弦楽器愛好家の方々にはイメージしやすく差別化できるように新しいカテゴリーとして命名しました。

 

・素材に64チタン(チタン合金)を無垢から削り出した高精度弦楽器用ピックです。素材をコンピューター制御機械で凹凸1ミクロンまで3次元曲面形状へ削り出し、弦接触する部位(ハマグリ刃)は工業用ダイアモンドペーストで鏡面に磨きあげ、そして、表面へ酸化被膜処理し、最後に精密な磨きをし完成となる事で、安定した使用感のラウンド・アーチ・ピックを精度良く創れます。

 

●製造工程はデジタル数値化した

①デザイン(CAD)→②加工データ(CAM)→③CNC工作機械で、

前記①~③までのデジタル数値を共有する事でデザイン(CAD)を高精度に具現化できる結果、3次元曲面を高精度にコントロールし、個体差の少ない製品を創る事が出来ます。

●抜群の耐久性です。

●表面の酸化被膜は再処理できます。

 

注意事項

▽弦へ押し当てながら平行移動する(ピックスクラッチ)行為は危険ですので行わないでください。

▽投げる行為は危険ですので行わないでください。

▽他ピック同様、幼児やその他、危険が想定される場所での保管はお避けください。安全な保管をお願いいたします。

 


商品型番の読み方はこれじゃ!

 

(例) 15-70R2 

 

15 =15mmピックの厚さ 全3種類

 

70R = コーナー角 全2種類

 

2     =先端コーナーアール5mm(表記1)と7mm(表記2) 全2種類

 

※いずれもおにぎりの形

 

 


Youtube比較動画作ってみました。プレイヤーはアジカワ氏に代表になっていただき、通常にピック(紫色)と64Pickとの違いに触れてみた。ギターは当然上級なギターは使用してはいかんいかん!っ訳で、ARIA MMのお安い入門用ギターです。何度か聞いていただけるとわかると思いますってか、わかったでしょう!

音に関して好き好みはあるものですので、使用者にゆだねますが、なんと言っても柔軟な感じられるポイントは『音が飛ぶ 音が大きい』って事です。これってこのジャンルにとって非常に大切なポイントですよね。弾き心地も含めかなり好感触をいただきました。当店にて是非弾きにきてくださいませ。

NEWシリーズ

 

新たなピックのご紹介です。

 

なんと、上記チタンピックからの意見が進行し、今回新たな素材にて製品販売されることになったと言う訳でございます。メーカーさんもよく市場調査や、実験、そして動向を把握している、そんな凄腕の会社さんですね。

 

POM(ポリアセタール)

POMは、プラスチック材料の中でも強度、耐摩耗性、滑り性などにバランス良く優れた材種でありまして、

仕上げは先日販売したチタン製ピック同様の加工方法を用いた、高精度三次元切削加工のこちら。

形状は64チタンピック同様オニギリ型。

今回は3mmのみの販売でございますが、

先端のコーナー角は、2種類あります。

3点の先端はプロペラ型の傾斜がついておりますが、是非お好みでお選びください。

 

●3-POM50R1

●3-POM70R1

 

64チタンピックも大好評販売中でございますが、

チタンの前に同形状のPOMにて練習するのも良いかと思います。

ますます面白くなってまいりました日本製ピック。

GuitarShopTANTANでは、サンプルもご用意しておりますので、

是非一度試してくださいませ。

 

1枚¥2,700(税込)



商品一覧

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ギターショップタンタン 電話 04-7144-6802

ギターショップタンタン メールアドレス info@tantanguitar.com